日本図書館協会より刊行されている、図書館において図書に標目を与えるに参考とするための統制語彙を集めた表である。略称はBSH(Basic Subject Headings)。日本目録規則(NCR)、日本十進分類法(NDC)と並んで図書館で使われる三大ツールとされるが、他の2つに比べ普及率は著しく低い。
『日本件名標目表』(NSH)をベースとして1956年に初版が作られ、その後改定を重ねて1999年には第四版が刊行された。第四版からは構造が大きく変わった。
主に図書およびパンフレットを対象とし、雑誌論文や新聞記事などの最新話題やテーマを扱うものは対象外としている。
また、BSHの全ての件名にはNDCの分類記号が付記されており、別冊の分類記号順標目表でBSHをNDCと関連づける事で分類記号から件名標目が検索できるようになっている。