本日初日。 席数244の【CINE6】の入りは八割ほど。 『リチャード・ドーキンス』は〔利己的な遺伝子〕の中で遺伝子の振る舞いについて書く。 生物は遺伝子の乗り物(ビークル)であり、自己の、或いは自身の属するグループの遺伝子の複製を残すための最適な選択をする(かなり意約)。 それは愛情とか、本能と表現されるものか。 母親が我が身を犠牲にして子を救う、または同族の年長者が身を挺して年少者を助ける等が挙げられるわけだが、近年はこれに反する事例もまま見受けられ。 子供をネグレクトする、または虐待死させてしまうなど、これは果たしてイマイマの社会が生んだ病理なのだろうか。 本作は三代に渡る母娘の物語り。…