1973年広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。小説家。女性。 2005年第2回BS‐i新人脚本賞で佳作入選、2007年第35回創作ラジオドラマ大賞受賞。 同年『聖職者』で第29回小説推理新人賞を受賞。聖職者を1章にし、全6章で構成された『告白』がデビュー作となる。
『告白』は、新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力で、デビュー作とは思えぬ完成度である。 2010年12月『第61回NHK紅白歌合戦』ゲスト審査員
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『Nのために』 湊かなえ(著) みんな一番大切な人のことだけを考えた。 一番大切な人が一番傷つかない方法を考えた。 穏やかな石垣島の浜辺で、杉下希美と安藤望は運命的に野崎夫妻と 出会った。その出会いはある悲劇への序曲だった――。 二年前の秋、台風による床上浸水をきっかけに、同じアパートに住 む杉下、安藤、そして西崎真人の三人は親しくなる。それぞれに屈 折とトラウマ、そして夢を抱く三人は、やがてある計画に手を染め ていく。すべては「N」のために。 タワーマンションで起きた悲劇的な殺人事件の真相を、モノローグ 形式で抒情的に解き明かす、著者渾身の連作長編。『告白』『少女』 『贖罪』に続く、新たなる…
皆さん、こんにちは。 やっと引っ越しの目途がつき、来週には引っ越しです。 それにしても子供たちが日本に戻り、今や同居するのは夫婦のみ。子どもの着なくなった服、昔の学校の道具、果ては就学前後のおもちゃなどが出てくると時代が経ったことを実感します。 でも借家住まいは相変わらず。 過ぎ去りし過去に一抹の寂しさを抱きつつ、新しい住居へ引っ越しします。 はじめに 湊かなえ氏2014年の作品。 登山・トレッキングがテーマの連作による小説。登山中に描かれる、やるせない思い、伝えられない想い、後悔・追想が描かれます。 登山、友、恋人、回想 登山というと、ちょっとハードル高い印象です。 私もトレッキング?くらい…
30代女性におすすめの読書習慣~湊かなえ作品から始める本の楽しみ方~ みなさんこんにちは、かにちゃんです! 最近、湊かなえさんの作品『カケラ』を読み終えましたが、読後に深い余韻が残り、改めて読書の魅力を感じました。 30代は、仕事や趣味で忙しい一方で、自分を見つめ直す大切な時間が必要な年代です。 今回は、読書を習慣にすることで得られるメリットや、忙しい人でも始めやすい読書の楽しみ方をお伝えします!
2024/11/13〜11/15 宝石の名前がついた短編集。「真珠」、「ルビー」、「ダイヤモンド」、「猫目石」、「ムーンストーン」、「サファイア」、「ガーネット」の7編。最後の2つのみ連作になっている。どの作品も湊さんらしい人の黒い面を描いており、甲乙つけ難いが、個人的には「猫目石」と「ガーネット」か。特にガーネットはサファイアが壮大な前振りになっており、見事などんでん返しであった。ほんとにうまい! https://amzn.to/3AYlh8G
明らかに、体が反応した。読書感想文が苦痛だった思い出が蘇った。 しばらくの間、休館すると聞いて、普段は行かない図書館へ二回も足を運んだ。料理の本を二冊、パソコン関連の本を三冊、そして一冊だけ小説を借りた。 高校の部活動を描いているせいか、登場人物の名前が覚えられないせいか、読み始めてから随分日が経つが、まだ読んでいる。途中、”ヘッセの「車輪の下」”という文字が目に入った。この本を知っている。本を読む習慣がなかったのに、この文字を見てハッとした。知っているということは、読書感想文のために選んだのだろう。しかし、内容は覚えていない。 今なら、もう少しまともな感想文を書けるはずだ。句読点や段落を増や…
湊かなえさんの長編小説 装丁:片岡忠彦口絵:高松和樹 作家活動15周年記念書下ろし作品 先日読んだ「ダイヤモンドの原石たちへ」で紹介されていた1年の休筆期間空けの新作「人間標本」です。 冒頭に、作中の作品をイメージしたと思われる口絵(高松和樹氏) があります。 書名からして、不穏さは隠せないのだけど 主人公:榊史郎の少年時代の静かな独白から入るのは今までの作品とはちがうイメージの入り方。 色彩・色覚というものを 文章で表現して、その作品の力をイメージできるというはすごい。 主人公の友人だった少女、そして彼女の後継者候補として選ばれた少年たちのギフトが描かれる中盤までのストーリーには引き込まれま…
朝日新聞朝刊で連載中の湊かなえさん『C線上のアリア』の連載が終了しました。 (2024年4月1日~10月31日 全207回) 1年なかったんですね。意外とあっさりと終わった感。 本連載では嫁姑関係も夫婦関係も良くない夫婦が2世代に渡って何組も登場して、本ではなく連載だったので読み返しできないので読んでいるうちに混乱してきました。しかし最終的に意外な真実が明らかになって驚くことはできました。 主人公の語り手が認知症を発症したおばさんの日記や証言などから真相を探っていくのですが、夫婦関係のカウンターパートの菜穂さんもそうですが、素人なのに勘が良すぎませんか?まあそれくらいでないと小説の主人公兼語り…
こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。今回は、湊かなえの感動作『花の鎖』を紹介したいと思います。湊かなえと言えば、読者を意外な結末に導く「イヤミス」の名手として有名ですが、この『花の鎖』は少し異なり、ミステリー要素に加えて温かいヒューマンドラマが描かれた、心に響く作品です。 『花の鎖』の魅力 『花の鎖』は、3人の女性の物語が交錯するミステリアスな小説です。梨花、紗月、美雪という異なる世代の女性たちが、それぞれの人生に悩みや秘密を抱えつつ、「花」にまつわる謎に引き寄せられていきます。物語は三人称で進行しますが、それぞれの視点から描かれるため、彼女たちの心情に寄り添いながら読み進めることができ…
実写映画版の『はたらく細胞』(原作:清水茜/脚本:徳永友一/監督:武内英樹)は2024年12月13日(金)に公開。赤血球の役は永野芽依、白血球役は佐藤健なんだってさ。 個人的に『はたらく細胞』といえば、やっぱり2018年11月に北千住の「シアター1010(センジュ)」で上演された最初の舞台『体内活劇 はたらく細胞』の印象が強い(脚本:川尻恵太/演出:きだつよし/制作:トライフルエンターテインメント)。 なんたってネルケ版セラミュで初代セーラーマーズを演じた七木奏音が赤血球役を演じたのである。やっぱりマーズ奏音には赤が似合うよなあ、と惚れ直した。 七木奏音は、この年末年始のミュージカル版『進撃の…
♪♪ 当ブログは、アファリエイト広告などを利用しています。♪♪ このブログを見ていただき、ありがとうございます。 私はスカパーを契約していて5チャンネル分でお得になるセレクト5という契約 なのですが、そのチャンネルの中にWOWOWプラスというのがあって、過去の ドラマW(WOWOWのドラマ)を一挙放送してくれたりするのです。まとめて 見るほうが話しの流れを忘れなくていいと思うのですね。ドラマWはあまり色あ せないというか、硬派なものも作られていて見ることが多いです。 だけど、残虐なものとかホラーとかグロ画像はすごおおおおく苦手ですね。 ドラマとかでも完全な作り話なのに、主人公がかわいそうでその…
全作品を読む予定の湊かなえ作品。最終回です。 第21作 山猫珈琲 上巻 2016年 下巻 2017年 エッセイ集です。 「山猫カフェ」という意味ではなく、好きなもの3題「山・猫・コーヒー」をつなげて作品名にしたそうです。 かなりリアルなエッセイ集だと思いました。 エッセイといっても、作品ですから、すべてが事実を書いてあるとは限りません。 作家の演出が入るのは自然なことだと私は考えます。 「人間湊かなえ」が語られていきます。自伝に近い感じです。 この方、生き方が極めて能動的ですね。 特別な人という感じはしませんが、その普通の在り方でさえ、私のような小市民では考えられない程のエネルギーがある人です…
アプリで「聴く読書」ができるAudible。 プロのナレーターが朗読した本を、アプリで聴ける「聴く読書」のサブスクだ。 Audible (オーディブル) 会員登録 | Amazon.co.jp つい半年前までは、聴き放題対象の作品は12万点だったのに、なんと20万点にもなっていて驚いた。 最近は、村上春樹や湊かなえといった人気作家の作品を、豪華な声優陣が朗読している新作も発表されていたり、ここでしか聴けない芸能人のトークがあったり、ラインナップの充実が著しい。 ただ、ここに至るまではかなりの紆余曲折があった。 2015年。 amazonは、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリアに…
はいタイ🌺ソムタム娘です。 先週末はかなり冷え込んだけど、それも今週は少し落ち着くみたい。これからしばらくは晴れ予報で気温も日中は気温も25度近くまでいきそうな日も。今日も雲一つないくらいの真っ青な空がとても気持ちが良かった。 日曜日も快晴だったんだけど、結局那覇マラソンの観戦には行かず。9時にスタートしてトップの集団が糸満市で折り返すあたりまでテレビで観戦していた。 こんなに天気がいい日はやっぱり海に行かなくっちゃ! 真夏と真冬が混在する12月波の上ビーチ 12月でも海に入れるか? 読書もいい お昼はいつもの~お寿司とひと口揚げ餃子 真夏と真冬が混在する12月波の上ビーチ 朝は引き続き真冬か…
ネコネリです。 amazonオーディブルで聞いた本のまとめです。 2024年10月10日~ 6冊 ・コンビニ人間 村田沙耶香 ・地獄の底で見たものは 桂望実 ・自分とか、ないから。教養としての東洋哲学 しんめいP ・アートを知ると世界が読める 山中俊之 ・お前は私じゃないし、私はお前じゃない かまたく ・ツミデミック 一穂ミチ 【10月のベスト作品 自分とか、ないから と、コンビニ人間が僅差】 2024年11月1日~30日 7冊 ・黄色い家 川上未映子 ・だから僕は大人になれない ぺいんと ・きれいになりたい気がしてきた ジェーン・スー ・芸能界 染井為人 ・習慣が10割 吉井雅之 ・朝イチの…
今週は土・日仕事が混んでいて、オンラインでの会合の隙間に何か書こうと思ったが、なかなか難しかった。そうこうするうちに夜になった。申し訳ない。とにかく今週から、昨年のいまごろWOWOWで放映していた連続ドラマW 湊かなえ『落日』の全編レビューを開始したい、とは思っていたのです。 しかしどうもこのWOWOWのドラマって表記が難しい。前回、泉里香の「眼の壁」のときと同じだ。あの時は、何て表記しようかと思ってWOWOWの公式サイトを見たら、「オリジナルドラマ 連続ドラマW 松本清張「眼の壁」」とあった。 もっとも「オリジナルドラマ」のところは四角く囲ってあるから、タイトルとは関係ないってことだろう。下…
告白 (双葉文庫) 作者:湊かなえ 双葉社 Amazon 別の作品を読み進めていたんですが、ちょっと読むのに苦戦しておりまして。 気分転換に別の作品を読みたいと思って、間違いなく面白いであろう未読の本作を思い出しました。 映画を先に観てまして、それがかなり良かったんですよね。 原作もいつか読みたいと思ってました。 この作品、著者のデビュー作なんですね。 とてもデビュー作とは思えないくらい完成度の高い作品だと思います。 自分は映画を先に観てしまっているので、教室の風景や先生の描写等はやっぱり映画を思い起こしてしまいますね。 読んでみて改めて、主人公役に松たか子を起用したのは天才的なキャスティング…
10代の頃に読みたかった本。 10代の頃と今の自分では感じ方がまた違います。 今回は読めば泣かずにはいられない本をご紹介します。 周りの人たちとの関係を見直す登場人物。あなたと重なる物語があるかもしれません。 中高生に!!泣かずにはいられないおすすめの泣ける本 52ヘルツのクジラたち 鹿の王 告白 本屋さんのダイアナ コーヒーが冷めないうちに 星の王子さま ザリガニの鳴くところ アフガンの息子たち 中高生に!!泣かずにはいられないおすすめの泣ける本 52ヘルツのクジラたち 町田そのこ著/中央公論新社 クジラは仲間と群れになり広大な海を泳ぎます。52ヘルツの声に気が付かないまま… 田舎に引越して…
Audible(オーディブル)ってなに? 本記事は、「オーディブルをはじめたい」という方に向けて、オーディブルのすべてを完全ガイドします。 オーディブルでは、聞き慣れない用語がたくさんあるので、よくある質問(Q&A)と用語集をまとめてみました。この記事を読んでもらえたら、オーディブルのすべてがわかるようにガイドします。さぁ、今日から質の高い読書をはじめましょう。 筆者は、オーディブルで1,400時間以上の耳読書をしているゴリ部長です。リスニングレベルはマスター(Fireタブレットでは真打と表示されます)。 ゴリ部長ゴリ部長だけに、ゴリゴリのオーディブルユーザーだよ。遅ればせながら、今は「夢をか…
ブラックフライデー 記事情報 まずはこちらを ①プライム会員 ②エントリー 連動キャンペーン編 Kindle Unlimited Audible Amazon製品編 Fire TV Stick Echo Kindle Apple製品編 Apple Watch SE (第2世代) iPad 10.2インチ(2021) Apple Pencil Pro イヤホン編 Echo Buds JPRiDE model i ANC JAnker Soundcore Space Q45 フード編 おせち ドリンク編 チルアウト キレートレモン コーヒー編 カプセル式コーヒーマシン De'Longhi 全自動コ…
連続ドラマW 湊かなえ「落日」(北川景子、吉岡里帆、竹内涼真、黒木瞳出演) Blu-ray BOX 『落日』(らくじつ)は、湊かなえによる日本の小説。第162回直木三十五賞候補作。2023年にWOWOWの連続ドラマW枠でテレビドラマが放送。 デビュー作で大きな賞を受賞した映画監督の長谷部香は、次回作として故郷の笹塚町で起きた殺人事件を題材に選んだ。15年前に引き篭もりの兄に刺殺された女子高生の立石沙良に、香は深い思い入れがあった。幼い頃、厳しい母親の“お仕置き”でアパートのベランダに出された香は、隣室で同様に締め出された子供と仕切り越しに指先だけで慰めあった。それが殺された沙良だと香は信じてい…