虹の刺客(下) 小説・伊達騒動【電子書籍】[ 森村誠一 ]価格: 419 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 「下馬将軍」酒井忠清は、跡取りのない4代将軍家綱亡きあとに将軍を朝廷から招き、鎌倉幕府の北条氏のように権力を牛耳ろうとしていた。その野望を見抜いた原田甲斐は、次期将軍を狙う紀伊藩主の徳川頼宣を巻き込む。忠清も甲斐の打つ手に恐れを抱くが、頼宣の野望は病死と言う形で頓挫してしまう。 伊達一門として藩主亀千代(元服して伊達綱村)に取って代わる野望を持っていた伊達兵部宗勝だが、綱村が成長して大器の片りんを見せると、将軍家綱もその資質を認めることとなり、兵部の立場は追い込まれていく。酒井忠清も伊達…