堤未果さんの著書「堤未果のショック・ドクトリン」を読んだ。 著書の中で、世界で起こった大惨事などを千載一遇のチャンスとして過激な政策が一気に推し進められている実態が数々述べられていた。そして、それは他国の話だと思っていたが、実は、我が国においても同じように進められていることを知って驚いた。著書の一部を記す。 「ショック・ドクトリンとは、テロや戦争、クーデターに自然災害、パンデミック や金融危機、食料不足に気候変動など、ショッキングな事件が起きたとき、国民がパニックで思考停止している隙に、通常なら炎上するような新自由主義政策(規制緩和、民営化、社会保障切り捨てなど)を猛スピードで ねじ込んで、国…