壁本

パリでパラリンピックが始まったので、またパリの写真を少々。 テュイルリー庭園 写真は、聖火台の気球が浮いているテュイルリー庭園内のBassin Octogonal（八角形の池）。ここは入場料なしで入れて、簡易な椅子も置いてあるので、ちょっと休憩するにはもってこいの場所です。奥の方に見えているのはルーブル宮殿（ルーブル美術館）。写真の構図の真後ろにはオランジェリー美術館（館内壁全体がモネの睡蓮の美術館）があります（こちらは有料）。 モネの睡蓮の壁 本サイトはプロモーションを含みます

メーブ✕小金『ブレイブベル』③ 玉置勉強『デスサイズキューティー』①・・・幼い頃から組織に育てられた少女殺し屋という設定自体が古いわけだが、そこにどれだけの独自性と物語性とキャラクターを加えられるかがこの手の作品の鍵。だが、残念ながら古いまま終わってしまった感じがする。 後藤羽矢子『うわばみ彼女』①～④・・・ものすごく面白い訳ではないけどまったり読める。 鴨崎暖炉『密室偏愛時代の殺人 とざされた村と八つのトリック』・・・八つのトリックとありますが嘘です。ひとつの密室に別解もあるので、10以上のトリックが。確かにバカミス中のバカミスといえるトンデモトリックの嵐ですが、所々にわりと現実的（小説とし…

95．まほろ市の殺人(秋)（麻耶雄嵩／祥伝社） 総評：★★★☆☆ オススメ：麻耶雄嵩ファンのあなたへ。

本格ミステリ大賞、日本推理作家協会賞候補作 2019年刊行作品。筆者の浅倉秋成（あさくらあきなり）は1989年生まれ。デビュー作は2012年に講談社BOX新人賞“Powers”にてPowersを受賞した『ノワール・レヴナント』。浅倉冬至の筆名で『進撃の巨人』のノベライズを手掛けたこともある。 本作『教室が、ひとりになるまで』は、2020年の本格ミステリ大賞、日本推理作家協会賞の候補作となっている。 角川文庫版は2021年に登場。解説は千街晶之（せんがいあきゆき）が担当している。表紙デザインが変わってしまってちょっと残念。単行本版は裏表紙に「あの人」がいる分、より雰囲気出ていたのになあ。 千街晶…