毎年趣味で書いている「夏の読書感想文」。 今年は拙著「ほっかいどう喫茶の手帖」に掲載したお店と絡めた感想文を、3冊分、書いてみました。 どの本にも実在する(実在した)北海道の喫茶店が出てきます。 本を読んだ感想と、実店舗の感想やエピソードのあれこれ。 ちょっとマイナー視点だけど、少しだけ私の趣味にお付き合いいただければ嬉しいです。 『氷点』という作品について 旭川市出身の小説家、三浦綾子さんの作品『氷点』。 地元で最古と言われている喫茶店「ちろる」が出てくることでもお馴染みです。 ちろるの歴史を知りたいし、同じ出身地の方の有名な作品をずっと知らないままなのもなーって思い、読んでみることにしまし…