テレビ神奈川(tvk)アナウンサー
日本の作家。
1922年生まれ。北海道出身。1964年、朝日新聞社の一千万円懸賞小説に『氷点』が入選。クリスチャンであり、その作品群はキリスト教信仰を土台としている。1999年、逝去。
書籍は絶版となっているものが多いが、2012年から小学館が80作品(91点)を電子書籍として配信する。
北海道旭川市には三浦綾子記念文学館が建てられている。姓が同じ三浦朱門の妻と間違われるが、妻ではない。曽野綾子が妻である。
氷点(上) (角川文庫)
氷点(下) (角川文庫)
「ケーキめっちゃ美味い。」と涙を堪えながら目の前でケーキを頬張る旧友。 僕はそれを黙って見ていることしかできなかった。
(地図と文学の素敵な関係展) ★地図と文学の素敵な関係 展 北海道立文学館、2022年6月18日(土)-8月14日(日) (WEBサイト→) www.h-bungaku.or.jp 文芸作品を読むときに、地図が大きな役割を果たしていることがあります。旅気分を盛り上げ、タイムマシンの役割を担い、空想世界を呼び寄せ・・ときには地図を読みながら手に汗握ることも。地図の象徴的な意味を効かせた作品もあり、まさに読者を作品世界に巻き込む名脇役でもあります。 本展では、おもに当館のコレクションの中から、注目したい作品や資料をピックアップし、地図と文学との素敵な関係を探ります。 ※なお、こちらの掲載画像は、当…
(三浦綾子 生誕100年の世界展) ★三浦綾子 生誕100年の世界展 北海道立文学館、2022年4月9日(土)-7月3日(日) (WEBサイト→) www.h-bungaku.or.jp 日本現代文学界に確固たる地位を確立した三浦綾子(1922年-1999年)さんは、旭川市出身。代表作に『氷点』『塩狩峠』『銃口』などがあります。第1回井原西鶴賞(1996年)、北海道開発功労賞(1997年)を受賞。本展では、写真家である後山一朗さんが撮影した写真を中心に紹介いたします。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立文学館さま(HP)よりお借りしました。
昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。1泊2食付2000円台まで(一時期)でしたが時代が変わり下火になり・・・。当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。 昭和54(1979)年3月 春休み 北海道周遊券(20日間有効)を利用 当時、周遊券は「普通・急行列車自由席乗り放題」でした。 襟裳・えりもユースホステル(北海道・幌泉郡えりも町・旧襟裳町)旧広尾線終点広尾駅 日高本線終点様似・さまに駅下車 国鉄バスで 今は”亡き”「幸福駅」で有名だった広尾線(帯広~広尾)と日高本線(苫小牧~様似)が健在でした。 しかも、襟裳岬までそれぞれ国鉄バスが走っていて、周遊券でOK…
三浦綾子 三浦光世 『愛 つむいで』 北海道出版社 [概要] 三浦綾子記念文学館5周年を記念して刊行された書。北海道の自然を背景に、在りし日の綾子さんと光世さんの姿、そして綾子さんの心の琴線に触れる言葉と光世さんの言葉がたくさん添えられています。 希望を失い、心が折れそうになった時や、自分の心の醜さ、弱さを見つめた時に、手を差しのべてくれる言葉がたくさん詰まっています。 [感想] 三浦綾子さんの作品と出会ったのは22歳の時です。その時、すでに三浦綾子さんは故人でした。大学卒業後、地元を離れ働いていたのですが、上司に叱責され、落ち込み、毎日が文字通り地獄でしかありませんでした。 そんな時に偶然三…
三浦綾子さんの作品です。お金の大学両学長さんのyou tubeで、三浦さんの作品「氷点」での言葉が引用されており、その言葉が素敵だなあと思っていました。図書館で「氷点」を借りようと思ったのですが、順番待ちで借りれず、他の代表作「塩狩峠」も貸出中でした。ますます三浦さんの作品が気になっていあしたが、「銃口」を借りることができました。まだ序盤なのですが、一瞬にして三浦さんの虜になりそうなくらい、本にはまってしまいました。特に本の中で出てくる主人公や小学校4-6年生の時の担当の先生の考え方がとても素敵だなあと感じています。空いた時間を利用して本を読むのが待ち遠しいです。ありがとうございます。
【連続投稿1029日目】 読書会の課題図書になっているため、三浦綾子の「塩狩峠」を読み直しています。最初に読んだのは5年以上前でしょうか。衝撃的な本で身震いしました。 今回読みなおしていると、一冊の本が頭に浮かびました。「レ・ミゼラブル」。 www.amazon.co.jp レ・ミゼラブル (1) (新潮文庫) | ユゴー, 朔, 佐藤 |本 | 通販 | Amazon 共通するのは自己犠牲。そしてキリスト教と信仰心。 人はどこまで自己犠牲できるのか。親が子供を育てるとき、そこに見返りは求めない。無償の愛をこれでもかと注ぎます。子供のためなら、自分の体を犠牲にしてでも守ろうと思う。 しかし、見…
氷点三浦綾子角川文庫昭和57年1月30日初版発行 佐藤優さんの『未来を生きるための読解力の強化書」で中学3年生への講義の題材として、三浦綾子さんの『塩狩峠』が用いられていた。 なんとなく、三浦綾子さんの本が読みたくなったが、『塩狩峠』は、あまりにも悲しい話なので、『氷点』を図書館で借りてきた。文庫本で(上)(下)。 読み始めたら止まらなくなってしまった。珍しく、夜ふかしまでして読んでしまった。しかし、なんなんだこの本は。最後は涙と鼻水でぐちゃぐちゃになって、ひどい顔になった。 ひどい。ひどすぎる。なんで、こんな話を書いたのだ???と思うくらい、ひどく意地悪な人と、ひどくまっすぐな人。 どうやら…
未来を生きるための読解力の強化書佐藤優クロスメディア・パブリッシング2021年10月1日初版発行 佐藤さんの新刊。本屋さんで目に入ったので買ってみた。 帯には、”仕事、人間関係、人生で「行間を読む力」がもっと必要になる本を読み、人間を読む読解力を磨くレッスン特別講義を収録! 中学3年生と3日間、読解力について学んだ ”とある。 特別講義は、青山学院横浜英和中学高等学校(キリスト教プロテスタント系)、中学3年生に向けて全3回の集中講義。テーマは「真理はあなたたちを自由にする ~ 三浦綾子の『塩狩峠』を手がかりとして学ぶ」というもの。本書の半分ぐらいは、この中学3年生との講義のやり取りが収められて…
先日の岩場スケッチの道すがら、audibleで三浦綾子さんの『細川ガラシャ夫人』を聴いていました。プロの朗読で本を聴く、という触れ込みのaudibleですが、本作は数人の声優さんたちに配役がされており、さながらラジオドラマのような風情で、なかなか引き込まれます。10時間以上かかって、ガラシャが洗礼を受ける場面まで来ました。audibleは、変動製造原価がほとんど掛からないデジタルデータのためか、かなりの頻度で値引きセールがあります。これもその時に買いました。 本作は、声優さんの演技力も手伝って、聴いていて涙ぐんでしまうようなエモーショナルな場面が沢山あります。まさしく大河ドラマです。が『塩狩峠…
札幌【占い.口コミ.当る.2022年】夢占館(ゆめせんかん)の石原聖山『札幌北区の占いの父』が貴方の【2022年!干支壬寅 (みずのえとら)【下半期】を的確に占う!2022年8月15日(月) 札幌で今話題の当る占いのパワースポット元気をくれる占い&お悩み相談BOX夢占館(ゆめせんかん) 石原聖山(イシハラセイザン)からのアドバイスで【幸運】が訪れます。金運・結婚運・恋愛運・仕事運・健康運・家庭運・進学、進路運を運気アップさせましょう。 人は生きていると必ずと言っていいほど悩むときはあります。しかし、その答えをいつまでも出せずに一人で抱え込んでいたら潰れてしまいそうになります。人生の大事な判断を…
『統一協会と文鮮明・その青年たちの心理を探る』(1981)は、和賀真也牧師と、協会から脱出した体験者の勇気ある協力によってまとめあげられた労作。「世界制覇計画、学界への工作、政界に関係をつけ、経済界の進出の機をねらう」など、現在次々に浮上している統一教会の問題が、確かな資料をもとに指摘されています。 和賀真也牧師は、昭和17年生まれ、大岡山教会での6月の映像がありました。ゆっくりと穏やかな口調、揺るぎない信仰と信念の言葉。 「私も眠りにつく。だけど、書いて残すことはだいじなこと!書いて発信して、それを読むこと…」和賀さんの声が心に響きました。 *** 42年間、発行されている《エクレシア会報》…
札幌【占い.口コミ.当る.2022年】夢占館(ゆめせんかん)の石原聖山『札幌北区の占いの父』が貴方の【2022年!干支壬寅 (みずのえとら)【下半期】を的確に占う!2022年8月10日(水) 札幌のよく当たる占い師 口コミで当たると評判の札幌北区の占いの父ー 夢占館(ゆめせんかん)の石原聖山が貴方の『2022年!干支壬寅 (みずのえとら)』を的確に占う!占い歴25年、お悩み相談人生アドバイザー『占い&お悩み相談BOX夢占館(ゆめせんかん)』ー石原聖山の元気が出る世界の名言,格言をあなたに・・・2022年8月10日(水) 札幌で今話題の当る占いのパワースポット元気をくれる占い&お悩み相談BOX夢…
《内容》 辻口病院長夫人・夏枝が青年医師・村井と逢い引きしている間に、3歳の娘ルリ子は殺害された。「汝の敵を愛せよ」という聖書の教えと妻への復讐心から、辻口は極秘に犯人の娘・陽子を養子に迎える。何も知らない夏枝と長男・徹に愛され、すくすくと育つ陽子。やがて、辻口の行いに気づくことになった夏枝は、激しい憎しみと苦しさから、陽子の喉に手をかけた――。愛と罪と赦しをテーマにした著者の代表作であるロングセラー。 前回の続き。 一命をとりとめた陽子。殺人犯の娘ではなかったが、不義の子であるという真実は陽子の笑顔を取り戻さなかった。前回、北原というボーイフレンドもいた陽子だったが、自分が実の妹を殺した犯人…
キリスト教根本主義 福音派信条プロテスタント キリスト教 関連記事 原理 イエス=キリスト 降誕 十字架 復活 使徒 教会 聖伝 聖書 旧約聖書 新約聖書 聖書正典 外典 神学 三位一体 父なる神 神の子 聖霊 歴史と伝統 キリスト教の歴史 年表 初代教会 公会議 信条 大シスマ 十字軍 宗教改革 東方教会 正教会 東方諸教会 東方典礼カトリック教会 西方教会 カトリック教会 聖公会 プロテスタント 再洗礼派 ルター派 カルヴァン主義 バプテスト メソジスト ホーリネス ディサイプルス 聖霊派 ペンテコステ派 自由主義 新正統主義 社会派 福音主義 根本主義 福音派 話題 教派 エキュメニズム…
三浦綾子の『海嶺』上下を図書館で借りて読んでいた母でしたが、貸出期限の2週間が過ぎても上巻が読み終えず、さらに2週間延長して上巻を読み終えたので下巻を読むのは諦めたらしい。 ちょうどその頃、澤田瞳子の『星落ちて、なお』を図書館から借りられた。 直木賞受賞後しばらくしてから予約したので、1年近く順番を待っていた。 ちなみに母は予約している人数が多くて、順番が回ってくるのが1年以上先になることが予想されても平気で予約を入れられるタイプ。 それだけ本を持ちたくないらしい。本はかさばるからねぇ。 『星落ちて、なお』は10日くらいで読み終えていた。 おもしろかったそうです。にこにこしていた。 さて、問題…
《内容》 ある夏、北海道旭川市郊外の見本林で3歳の女児が殺される。父親、辻口病院院長の啓造は出張中、母親の夏枝は眼科医の村井の訪問を受けている最中の出来事だった。夏枝と村井の仲に疑いを抱いた啓造は、妻を苦しめたいがために、自殺した犯人の娘を引き取ることにする。事実を知らない夏枝はその娘に陽子と名付け、失った娘の代わりにかわいがる。夏枝や兄の徹らの愛情に包まれて明るく素直な娘に成長していく陽子だったが、いつしか家族に暗い影が忍び寄る―。 いよいよ三浦綾子文学を読むきっかけとなった「氷点」です。自分の娘を殺した犯人の子供を養子にする・・・この設定だけで一気に引き込まれるのに、続編まである。 「道あ…
を自転車で頑張って登らないとたどり着けないけど、そんな土地でわたしは一人暮らしを始めた。 正確にはひとりと一匹暮らし。猫のモモと一緒に住んでいる。 東京に戻ってきてから、実家にずっとすんでいたけれど、なんとなくずっと居心地の悪さを感じていた。親はなにもわるくないが、親とずっと一緒にいることは疲れてしまうときがある。適度な距離感を持っていたかった。一人になりたかった。一人でひたすらに好きなことをしたかった。ただ、一人がさみしいことはわかっているのでモモがいてくれてよかった。 モモは甘えんぼうではあると思うが、適度にわたしと距離をとってくれるところがすきだった。まあ距離を取られすぎて時々わたしの話…
《内容》 親と子、教師と生徒の絆を深く描く問題作。旭川の私立中学校に赴任した教師の杉浦悠二は、生徒のひとり、佐々林一郎の暗い表情が気になっていた。じつは一郎は、実業家の父を持つ裕福な家の息子であったが、姉だと信じていた奈美恵が父・豪一の愛人だったことを知って以来、すさんでいたのだった。悠二は一郎の力になりたいと何かと尽力するが、一郎は全く心を開かない。それどころかますますすさんでいくのだった。 三浦綾子の小説にドハマりしている。小説家は同じテーマを手を変え品を変え訴える。三浦さんが訴え続けるのは「許すこと」だ。人は愚かで過ちを犯す。その罪の汚さに耐えきれず自ら苦難の道を進もうとする。「許すこと…
●3月某日: 渡邉さんのインタビュー公開。またひとつすてきな記事ができました。ほんとに感謝。反響もたくさん。 note.com 夫と息子はドームへ、今シーズン(といってもオープン戦だけど)初の野球観戦。ユニフォームまで買ってた。息子、悩んだあげく甲斐のをご購入。夕方、ランニング30分。あたたかい。調子いい。夜ごはんは、ギョウザ、蒸し野菜と蒸し豚。「梨泰院クラス」10話まできた。 ●3月某日: イベントの文字起こしの仕事。このイベントがほんとにおもしろくて‥‥! 本のシェア会のスライド作り。夕方、ジンくん・ホビ・テテ・グク4人でVライブ始まったー! エネルギーと癒し。公演前でセンシティブなときだ…
《内容》 教員生活の挫折、病魔――絶望の底へ突き落とされた著者が、十三年の闘病の中で自己の青春の愛と信仰を赤裸々に告白した心の歴史。 なにかの記事かamazonのコメントかなんかで「読書に興味を持ったのは三浦綾子の氷点。娘を殺した犯人の子供を養子にするというとんでもない話だった」みたいなものが目について、いつか読もう読もうと思いながら時が過ぎ、スタバでPC開いていたときだった。 大学生のような若い男の子とサラリーマン、ブロガーのような身ぎれいな女性が全員PCを広げているカウンター。 そこにやってきた真面目そうな若い男の子。高校生にしては落ち着いていて、でも大学生ほどチャラくない。大学生になりた…
私たちは地のちりで作られた土の器に過ぎません。私たちには、イエスが何者で、自分が何者であるかがわかっているのでしょうか。ヨハネの福音書9章は、もうわかっている、見えているというところに罪が残るとの言葉で終わります。人は知っていると思った途端、成長が止まってしまうものです。ある分野のことをわかったと思うと、学ぶ意欲はなくなり、思考はストップしてしまうのです。信仰の世界も同じです。どうか、わかっている、見えていると言い張らない謙遜な心をもち続けることができますように。 作家の三浦綾子さんが書いた『道ありき』『土の器をも』『光あるうちに』は彼女の信仰的自伝の三部作ですが、作家としてのデビュー作『氷点…
おはようございます。 ☆今日の御言葉 第二コリント4章17節 「このしばらくの軽い苦難は、私たちの内に働いて、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます。」 神さまの愛には、一定の法則があることに気づきます。 失っても、与えられるものがあり、悲しんでいても、それ以上に慰めを得、今の苦難が、永遠の栄光に変わる瞬間があるのです。 最悪と思う出来事が、神さまの恵みを証しする最善の事になるのです。 三浦綾子さんのエッセイ集「心のある家」にこのような証しが書かれています。 「私は随分と病気をした。当時、死の病であった肺結核、脊髄カリエス、直腸がんの病気は、容易ならぬ試練であった。…私…
マユミ 北海道立文学館で小説やエッセイの奥深さに心動かされるデート|札幌の博物館 こちらの記事で紹介するのは、北海道札幌市にある北海道立文学館をメインにしたデートプランです。 北海道立文学館では石川啄木・有島武郎・小林多喜二・三浦綾子など北海道にゆかりのある作家と作品に関連する資料が所蔵されています。北海道における文学の歴史などを紹介する常設展は、作家の愛用品などもありわかりやすいのが特徴です。 この記事の目次 1 概要:文学に魅せられて公園を散策するデートプラン 2 文学関連の資料を約35万点も所蔵する北海道立文学館 石川啄木に三浦綾子!北海道にゆかりのある文学の資料を展示さまざまな年代の有…