単独行動好きで自分ひとりの時間を大切にしていたスズカが集団生活の楽しみを味わうようになる話。 夏合宿に参加することになったスズカだが、朝トレも夜トレも出来ず、ストレスを溜めて行った。 走ることが何よりも好きだったスズカは他者との共同生活よりも一人の方が好きだったのである。 人間が生きる以上、一人では生きられず、全てが他者との関わりにより成り立っているのは理解できる。 だがこれは正論パンチであり、空気を読んで場を乱さず調和を大事にするという同調圧力が激しすぎる。 集団生活において社会性を身につけろなんて言われなくても百も承知なんだけど言われても難しいのよ。 だからこそ個により集団からはじき出され…