東京都立多摩科学技術高等学校。理数系の難関大学進学を目指した進学校。所在地は小金井市本町。初代校長には日産自動車からの民間校長を採用。最新校舎は大学レベルの実験環境を有する。3年次には各々が卒業研究をおこなう。難関大学現役合格を目指した受験対策講習などを長期休業中に多数開き「面倒見の良い理系進学校」を目指す。(偏差値はV模擬,W模擬で59)
次男が多摩科学技術高校に入学して間もなく1年が過ぎようとしています。 通学保護者の目から見た多摩科技は、学校のリアルな実態がほとんど理解されていない高校の一つというのが正直な感想です。 このため今回は、多摩科学技術高校への入学を検討している中学生とその保護者の方に向け、現時点でのリアルな感想をお届けしたいと思います。 理解されていない多摩科技 まず第一に言えることは、中学校の先生も塾講師も、多摩科学技術高校についてはほとんど何も理解できていないという事実です。 これは、 次男の受験を通じて得たリアルな体験 実際に入学した後で理解できた実態 多摩科技についての発信に対する周辺からの反応 により客…
コロナが明け、かつてあったはずの日常生活を取り戻しつつある中で、多摩科学技術高校は事前申込み不要の授業公開を実施します。 多摩科学技術高校6月授業公開 2023年6月10日(土)9:40~11:30 事前申込み:不要(当日直接学校を訪問) 参加資格:中学生とその保護者 1,2,3年生の授業全て見学可能 多摩科技は、都立の進学校の中で、国際高校と並んで専門科が主体となるある種特殊な学校の一つです。 園芸高校や芸術高校などの専門高校とは異なり、専門学科系進学校というのは、なかなか想像しにくいと思います。 将来理系に進みたいと考えている受験生であれば、実際に受験するかしないかは別にして、選択肢の一つ…
次男の高校生活が始まりました。 東京都教育員会HPによると、令和5年4月1日現在、都立高校は186校存在します。 この中でも、いわゆる進学校と呼ばれる学校は、現在以下の29校となります。 進学指導重点校:7校日比谷、西、国立、八王子東、戸山、青山、立川 進学指導特別推進校:7校小山台、駒場、新宿、町田、国分寺、国際、小松川 進学指導推進校:15校三田、豊多摩、竹早、北園、墨田川、城東、武蔵野北、小金井北、江北、江戸川、日野台、調布北、多摩科学技術、上野、昭和 都立高校から大学受験を目指す家庭にとっては、この29校のなるべく上位校に入学することが一つの目標ではないかと思いますが、個人的にはその都…
次男が多摩科学技術高校に進学しました。 推薦入試に合格した次男は、結局、学力試験は受けずに入試が終了。 これまで進学指導重点校の一般入試を前提に勉強に取り組み、3年生10月の模試では戸山、青山高校であれば十分合格圏内といった状況でした。仮に推薦で不合格となった場合でも、多摩科学技術高校の一般入試は都立共通問題のため、自校作成問題が問われる事はありませんので、正直少しもったいない気もしています。 また、この学校でなければ、推薦入試も受けることはなかったでしょう。 保護者としては志望校に合格してホッとすると同時に、入試学力的には現在の次男にとって決して高くはない学校に進むことに少し物足りない気持ち…