タイトル通り、夜しか開かない精神科「アウルクリニック」の院長先生が著者の本です。 「夜しか開かない〇〇」は薬局、動物病院、救急病院などなど色々とメディア等で見たことがありますが、 そのすべてに共通していることは”熱い思いを持っている”ということ。 この著者も例外ではありませんでした。 特に驚いたのは、ご自身も病気の後遺症で左半身の麻痺があるにもかかわらず、通勤往復3時間かけて昼間は常勤で働き、その後この「アウルクリニック」で診療しているということ。 まだ若い先生だとは言え、少し心配になります。 しかしこの先生には、そんな心配など吹き飛ばしてしまうような明るさや前向きさがあります。 本書には、そ…