かつて北千住で流しの歌手だった渥美二郎の5枚目のシングル 何年かに一度、実家の家族が集まってカラオケをする機会があるのだが、だいぶ高齢になった自分の父親がよく歌うのがこの曲だ。 もう40年も前の曲ではあるが、やはり若い頃に好んだ曲というのは歳をとっても愛着が失われることがないのだろう。 家庭でカラオケが流行ったのは、きっとこの曲が流行した頃ではなかっただろうか? 自宅の小さな居間で家族でかわるがわるマイクを持って歌ったことも自分にとって失われることない記憶だ。 悲しさまぎらす この酒を 誰が名付けた 夢追い酒と あなたなぜなぜ わたしを捨てた みんなあげてつくした その果てに 夜の酒場で ひと…