最後に米国東海岸、ワシントンDCへ行ったのは2019年。その後「COVID-19」禍が来て、僕自身も国際会議などの重い担当からは退いて、彼の国の首都とは疎遠になってしまった。かつて春夏秋冬、年に4回ほど通っていた街はすっかり変わってしまったようだ。 その直接原因はトランプ2.0政権の誕生(&暴挙)。イーロン・マスク氏がDOGE省を率いて連邦政府の予算や職員をカットした。解雇された職員総数は26万人に上るという。このすべてがDC住人ではないだろうが、人口70万人弱の特別区にとって大きなインパクトである。 彼らがいなくなるか、少なくともレストランなどを頻繁に利用しなくなったことで、街に大不況がやっ…