デフォルト

デフォルト

(社会)
でふぉると

債務不履行のこと。default。

概要

債券の元利金の支払いが期日または猶予期間内になされない場合、あるいは破産、会社更生法申請などがなされた場合、デフォルトとみなされる。
そうした事態を回避する為に発行体が、金利の減額などの条件変更やより低金利の債券への借り換え、株式との交換などの提案を行った場合もデフォルトとみなされる。

近年のデフォルト

  • 2001年12月 アルゼンチンは外国債に関してデフォルトを宣言。大半の債権者が債務減額に応じたが、全額返済を求める債権者が米国で訴訟を起こし、2014年6月16日アルゼンチン政府に全額返済を求める判決が確定した。債券保有者の多数決で反対者分も含めた債券全体の債務返済条件変更が可能となるような「集団行動条項」がはいっていなかったため。米国での裁判となったのは、NY市場で発行されたドル建債券で管轄が米国であったため。判決では全額返済に応じない限り他債権者の支払いも禁じられており、全額返済を拒否すれば利払い全部を停止することになる。一方判決に従えば債務減額に応じた他債権者の反発を招くことは必至。
  • 2008年12月12日 エクアドルは同国政府が発行した外貨建て債務についてデフォルトを宣言
  • 2011年7月 EU(欧州連合)は民間保有のギリシャ長期国債について、自主的に21%の元本削減を受け入れることで合意。あくまで債権者の自主的な債権放棄でありデフォルトには当たらないとされ、ISDA(国際スワップデリバティブ協会)はCDSの決済事由とはしなかった。ただしS&PおよびMoody's両格付け機関はギリシャのソブリン格付けを最下級であるCC相当に格下げした。なお2011年10月、EUはさらに債券保有者は50%の元本削減を受け入れることで合意。

関連キーワード

  • リスト::経済関連
  • 投資
  • 資産


デフォルト〔債務不履行〕

デフォルト〔債務不履行〕

デフォルト

(コンピュータ)
でふぉると

コンピューター用語

省略時の値。プログラムに与えるべき値をユーザが設定しなかった場合に採られる既定値。転じて、製品出荷時設定を指すのにも用いられる。

用例

  • 「PC購入時からデフォルトの状態で使用しています。」
  • 「携帯電話契約直後はメールアドレスがデフォルトで「適当な文字列@xxx.ne.jp」となっているので、各自変更してください。」

経済用語

債務不履行のこと。
参考→債務不履行

一般用語への派生

元はIT・コンピューター関連用語であったが、時代の流れとともにコンピューターとは関係のないシーンでも一般的に使われる言葉になってきた。
主にIT関係者が「初期状態」「標準状態」「普段の状態」の意味で日常会話に用いていたのが広がったようだ。「デフォ」という省略形で用いられる事も多い。

用例

  • 「○屋は牛丼を注文するとデフォルトでみそ汁が付くけど、□屋は付かないから、いっしょに注文しないといけない」
  • 「あいつは10分遅刻がデフォだから・・」

英語

default

    1. 初期設定、既定値
    2. 怠慢、不履行
    3. 債務不履行、(証券)焦げ付き
    4. (法廷への)欠席
    5. (試合への)不参加、欠場
    • 日本語での意味に加えて、「成すべきことが成されない」状態を表すのに使われる。

ネットの話題: デフォルト

人気

新着

新着ブログ: デフォルト