// 全国津々浦々のレトロ自販機を巡ってきたが、きっと海から一番近いレトロ自販機がここだと思う。 漁港にて、漂ってくる磯の香と共に食べたレトロ自販機のうどんは、そりゃあもう旅情をくすぐるものだったよ。 ここに至るまでは(主に自販機さんの境遇に)なんやかんやがあったのだが、今回はそれを僕の旅のエピソードに絡めて少しお話しできればと思うのだ。 そんなわけで今回の舞台は穏やかな瀬戸内海を望む「大久保自販機_三島販売所」なのである。 【日本5周目】そびえる工場群の隙間で 大王製紙の中でうろたえる 埠頭で食べたうどんはうまかった 【日本6周目】第2の人生は海の近くで 2021年の撤去危機を乗り越えて 漂…