行基について。次の流れで紹介していく。 ・行基・菩提僊那(ぼだいせんな)・猪名部百世(いなべのももよ)・行基と続日本紀・773年条・大僧上舎利瓶記とは・大僧上舎利瓶記の内容 ■行基(ぎょうき)668年~749年にかけて活動した仏教僧。 行基は24歳で受戒、その後、飛鳥寺に入ったという。 そして、14年もの間、月の半分は山林で修業、残りの半分を経典で学習を行う生活を続けたという。 40代後半から民間への布教を始めた。行基が活動していた当時は仏教の民衆への直接の布教が禁止されていたという。しかし、行基はそれを破り、民衆、豪族などの身分を問わず広く仏教を説いた。 これに対して行基は朝廷から弾圧を受け…