大塚康夫

すさまじい。 小原乃梨子さん訃報。夜は追悼で「未来少年コナン」DVD一巻目見る。 １話は大塚康夫さんで、これはこれで普通にいいんだけどやっぱり２話から創造性の次元が変わる。 また見ても発見がある。 「統合失調症の一族」じりじりと読み進め。 多分だけど語りがものすごくうまい。 家族のことを描く一方で、研究者たちの動きも別の軸としてある。こちらの女性精神科医リン・デリシの女性であることで泥水を舐めさせられるような経験をするくだりは先日読んだ「化学の授業を始めます」を彷彿とさせる。そこをしっかりと描いた著者ロバート・コルカー。

６月３日に増山江威子さんが亡くなったという。８８歳。 増山さん（と書くとちょっと違和感があるが理由は伏す）といえば私のなかでは如月ハニーと峰不二子である。 わくわくさせて頂いた。２人のキャラはかぶっている、というか、いわば増山さんがハニーと不二子の役（俳優が演じるように）やっていた、という感じがある。 ちょっとわかりにくい。 役者にはイメージがあり、それに沿った役をやることが多い。例えばドウェイン・ジョンソン（ザ・ロック）とか。 実写ではないが、アニメでも、違う原作者でも、ハニーと不二子は同じ人が演じている、という感触がすこしあるのだ。 つまりほかの役と合わせて見ている。 そういう意味では、ハ…

新宿ピカデリー 優 何年振りかで見る。 場内ほぼ満席。 年配者、自分よりだいぶ年上のお客さんも多い。 横の方は80代ぐらいの男性だった。 吹替版を劇場で見るのは初めて。 小学生の頃テレビではじめて見て以来、 数年ごとにリバイバルの度に見ている。 その時々に感じるところが変わり 毎回新鮮な不思議な映画だ。 時を経て自分が変わっているということか。 今回は見ながら妙な緊張感を覚えていることに気付いた。 今まであまり気にしていなかったことを 画面から感じているからだろうか。 ストーリーはプロット以外、ディテールはほとんど忘れていた。 冒頭のクレジットにトランボがあった。 あれ？と思ったが 最近になっ…