2025年 大阪大学国語(文学部以外) 第一問 稲垣諭「「くぐり抜け」の哲学」 本文展開図第一意味段落(①)① クラゲの流行のなかで私たちは何を経験しているのだろうか第二意味段落(②~⑦)② 巨大な水槽の名かで無数のミズクラゲが、完全にシンクロすることなく、微細なズ レを含む揺れとなって明滅のサインをやさしく発する姿は、日常の卑小さを忘 れさせてくれる。 ③ 基本は水流にのって漂っている 水に揺られ、水になりきっているのが彼らの基本スタイル ④ 神経中枢が存在しない散在神経系・・・「水槽の中の脳」 ⑤ 水中で呼吸する心臓のよう ⑥ 特定機能をもつ器官が配置されているのではない それら器官が幾重…