今朝、駅まで歩いていると、走って私を追い越していく女性ふたり組がいました。真新しい制服を着た女の子とスーツ姿の女性です。 「もしかしたら間に合うかもしれない!」 スーツ姿の女性が隣の女の子に呟いた声を聞き逃しませんでした。 ふたりの背中を眺めてながら、私が推理をするに、娘の高校の入学式にお母さんが付き添いで行き、なおかつ、時間がギリギリで今走っているという状況でしょうか。娘の門出を祝う、よりにもよって入学式に遅刻しちゃうかも。なシチュエーションに遭遇しました。ここら辺ではみかけない茶色のブレザーにチェックのスカートの制服。どうだろう、あの親子、入学式に間に合っただろうか。 そして駅に着き、ホー…