令和3年4月10日 <4月10日> 時短協力金 恩恵は限定的。政府が最大20万円に引き上げた外食大手への時短協力金について、大半が満額支給の対象外であることが分かった。一般的な居酒屋1店あたりの1日の平均売上高は30万円程度。支援金は売上高の減少幅の4割との制限があり、多くが10万円程度にとどまる。売上高の4割以上を占める固定費を補いきれず、中小との不公平感がくすぶる。 一方で中小の個人店は家賃や人件費の固定費が低い。最低でも1日4万円が支給されることについて、レイ・コンサルティングの村岡浩昭社長は「都内の6割程度を占める中小飲食店には効果が高い」と話す。世田谷区で海鮮居酒屋を3店舗経営する4…