2025年4月5日。 新橋駅で降りて、久しぶりに資生堂ギャラリーに行ったので、少し迷った。 外は、歩行者天国で、まるで観光地で人でにぎわっていたのだけど、ギャラリーへの階段を下っていくと、すぐに別の場所に来たように、静かになる。 踊り場のようなところの壁に、最初に一枚、作品がある。 それは、誰にでも記憶があるような、都会から少し離れると触れることができるような夜の闇の風景だった。 それだけで、来る前に、どんな作品かわからずに、ステートメントにあった「盆踊り」の言葉だけが印象に残っていたのだけど、すごく普遍的な気配があって、他の作品を見る期待がふくらんだ。 『資生堂ギャラリー』 https://…