2023/09/03更新 王宝釧と薛平貴の物語。 京劇で有名なのが《武家坡》と《大登殿》という部分です。折子戯(一場面を演じる芝居)としてここだけ上演されることもあります。 京劇では物語の途中である《武家坡》から《算大粮》《銀空山》《大登殿》までを《紅鬃烈馬》と題して上演されることが多いです。 メインは王宝釧(青衣)と薛平貴(老生)ですが、他にもバランスよく行当が出ているので《四郎探母》と同じように名優たちが代わる代わる記念公演などで好んで演じられています。 まず《武家坡》に至るまでの話をざっとまとめてみます。 《武家坡》薛平貴と王宝釧 《彩楼配》 《三撃掌》 《平貴別竈》 《探寒竈》 別名《…