前回の続きになります。 命式の読み方は色々ありますが、甲と丁の関係は基本丁火が甲木を燃やし (洩気)て丁を強めると考えるのが通常です。 又、丁火と癸水の関係は、滴宝先生は自身の鑑定経験から「ロウソクの火に 水滴をかけるとパチパチと反発音をたてるような現象で決して良く無い」と 「激の関係」と迄仰っていました。しかし今回、人は大義名分の為に経験に 学び此処まで変われるものかと考えさせられた命式です。 今回の命式は丁日生れに月干癸と時干甲に挟まれていますが、意外な 結末の鑑定経験になりました。 < 命式 > 時 日 月 年 印 殺 官 月令-癸 季節-冬 丑午-害 甲 丁 癸 壬 丁1干1支 (2)…