ネタバレなしに紹介していくシリーズ第二弾です!今回は1958年に発刊されたロバート・ハインラインの「天翔る少女」(あまかけるしょうじょ)を紹介いたします。ハインラインと言えばハードSFと思う人も多いですが、ジュブナイルSF(10代向けのSF)も多く書いています。その中でも好きなのがこの「天翔る少女」火星年齢で8歳(地球で15歳前後)の少女パディと弟のクラーク、そして上院議員でもある祖父のトムがテラ(地球)へと向かう冒険日記。本当にこれだけの話なのですが、あえていうならなぜこの3人で地球へと向かったのかという所が落とし所って感じです。オススメポイント1は、最後の最後までポディの書いた日記という形…