このところ大きな視野でものを考える人たちがいなくなってきているように思う。 巨人の原監督の刹那刹那での瞬間芸のようなチーム采配については、ここでも散々文句を言ってきているのでそれ以上は触れないが、日本と言う国を采配する政治の世界でも年々そんな傾向が強まっている気がする。 例えばついこの間、現職の財務次官が自民党の総裁選に絡んだバラマキ批判をやって物議を醸している。この日本の財政が大赤字だ増税だと言う財務省の言い分はともかくも、確かに大きな観点からの提言であることは事実。それを議論もせずに、ただ10万円を配れ、では文句の一つも言いたくなるだろう。 それにしても少子化少子化と騒がれて、2040年に…