春のお彼岸 実家は古いお寺の檀家でその地をおさめていた方々のお墓があります。父に聞いて知ってはいたものの末裔が近くに暮らしているとはつゆ知らず、お墓参りの帰りにお掃除している人に話しかけるとそこのお宅の方でした。 戊辰戦争時の仙台藩奉行の末裔でふつうにお喋りできる気さくな方でした。今は一般庶民ですしね。聞けば一族の墓地が広すぎて管理するのがその方ひとりで手が回らない、保存会の人々や住職が維持管理を手伝ってくれるけれど竹藪が迫ってきて地下茎が地上に出てきて困っている。 供花が案外高くてお墓の数だけ買うと10000円ほどかかる。他にお茶やお供え菓子などもあり想像以上の負担だそうです。本家の人も途絶…