春のお彼岸7日目である。「彼岸会」の起源や展開の一端については【彼岸会―つらつら日暮らしWiki】をご覧いただければ幸いである。今日はここ数日の順番通りで、「六波羅蜜」の第6である「智慧波羅蜜」について学んでみたい。 問うて曰く、云何が般若波羅蜜と名づくるや。 答えて曰く、諸菩薩、初発心より一切種智を求め、其の中間に於て、諸法実相慧を知る、是れ般若波羅蜜なり。 『大智度論』巻18「釈初品中般若波羅蜜第二十九」 この辺の定義が一番分かりやすいと思うので、引用してみた。いわゆる「一切種智」を求め、その中間で諸法実相を知る智慧を「般若波羅蜜」としている。そういえば、タイトルには漢訳として「智慧」を使…