むかし話の再話という学習をしています。「語る物語」という性質からくるルールに従って、昔話を再構成していく活動です。小澤俊夫先生の指導のもと、各地域でグループを作り学習し、実践しています。昨日は、私たちのグループの学習会でした。次回再話するお話の検討がテーマですが、雑談も多いです。その雑談の中で、「小学校入学前くらいの子どもは、むかし話をどんなふうにとらえているのだろう」という話が出ました。 私は、言葉でお話を受け止め理解しています。周りの人たちもそんな感じです。子どもは違うような気がします。 ずっと以前のこと。ある語りを聞いていた時、こんな体験をしたことがあります。言葉で理解するのではありませ…