あるご婦人のお話しです。 都会より初めて、気の合ったご婦人方と子供連れで田舎の川遊びに 行った時の事です。 そんなに川幅は広くなく当日は数日前から雨も降っていなかった為 水量も多くなく、水辺には子供達が遊んだり皆が休むには程好い広さの砂浜も 有り、子供達同士は仲良く遊んでいました。周りには僅かばかりの他のグループが いて、砂浜は少なからず賑わっていました。 仲間グループに目をやれば幼い娘さんがいません目を走らせ探せば 水際で一人水遊びをしているに気がつき直ぐに走って 娘さんの傍へ駆け寄ると、何かに意地悪されたように娘さんはゆっくりと 流れに巻き込まれ手を掴もうとしましたが、叶わず遠ざかって行き…