木漏れ日がゆらゆら揺れているのを見ていたら、 ただそれだけで、心がひたひたと満たされてゆきました。 木漏れ日が好きになったのは、この日からで初夏のことでした。 『プーと大人になった僕』というディズニー映画があります。 その中でぬいぐるみのプーが大人になったクリストファー・ロビンに、駅で風船をほしがります。 クリストファー・ロビンが、「何かに使うのかい?」と聞くと、 「使わない。でも、持っていると、幸せな気持ちになるんだ」 プーはそう応えます。 私にとって木漏れ日は、たぶんそういうものかもしれません。 なぜなら、木漏れ日には・・・ 木漏れ日に初夏の妖精訪れり 初夏〖夏の季語(しょか)・時候〗初夏…