昨年の秋から修復工事が始まった増上寺の三解脱門。この門をくぐることで、仏教でいう三毒(貪とん・瞋じん・痴ち=貪欲・怒り・無知)を手放せるという。 徳川家の菩提寺としても知られる境内には、6人の江戸将軍が眠る墓地があるので、歴史を語るきっかけになるし、色鮮やかな風車とともにずらりと並ぶお地蔵様も独特の雰囲気を醸し出している。みごとな桜の木と東京タワーを一緒に写真に収めることもできるので、この時期には、海外のお客様をよくお連れする場所。 前回の修復は約50年前らしい。建造物も50年という月日が経つとメンテナンスが必要なのだろう。 修復完了は、なんと、2032年11月らしい。今度あの門をくぐることが…