子どもたちは、学校の教師と関わる時間が長く、大人の言葉・態度を含めた教育指導の影響を大きく受けています。 学校では、学級担任、教科指導、特別活動・部活動指導の教師が一人ひとりの児童生徒に対して、朝登校後から下校時まで、本当に熱心に手厚い指導をしており、その絶対的時間数は、家庭における保護者のそれをはるかに上回っています。 だからこそ、教職の魅力は、子どもの人間形成に深く関わることができる面白さだと思います。子どもの全人的な発達をサポートする職業に就き、教員も日々成長できる。仕事を通して様々な子どもと関わり、その子どもの成長に尽くすことができるのです。 さて、人格の完成を目指す日本の学校では、教…