北海道の当時中学生女子がいじめを理由に自殺した事件が起きたのは平成31年・令和元年度であり、今からもう2年度も前の話になっている。さて、なぜ学校はいじめ(犯罪)対策に取り組まない(取り組めない)のだろうか?理由を考えてみるに、大きく3つある。 ①教職員の絶対数が少ない:そのため、一人の教職員がいじめに氣が付きにくい。教職員は、学校在籍時はうまく立ち回ってきた者が多く、なかなかいじめに氣が付かないという特性があるように思われる。またいじめられたことがある者ほど、いじめに対して、外部機関との連携を考える、という調査結果もある。つまり、いじめられた経験がない教職員が多いため、外部機関との連携を思い浮…