ネットで「漢字の採点」や「漢字の正誤」などと検索すると、平成28年2月29日に出された「常用漢字表の字体・字形に関する指針」について、同年3月10日に参議院で赤池誠章議員と馳浩文部科学大臣のあいだでなされた討論を記録した「学校教育における漢字指導の在り方について」という次の文書が表示される。 赤池誠章議員は自民党の参議院議員で文教族議員の一人である。「日々勉強、結果に責任」の姿勢で議員活動をしているという。馳浩氏は自民党の参議院議員で当時は文部科学大臣。大学卒業後に母校の星稜高校で短期間であるが、国語科の教員をしていたことがあるようだ。 まず赤池議員の質問について書いてみたい。 何を言いたいの…