2023年正月は、念願の四国ひとり旅。2日目の朝は愛媛県宇和島市で迎えました。 ところで、なぜ宇和島なのか…? その理由は、宇和島市では毎年正月に、全国的にも珍しい闘牛大会を実施しているからです。 初めて闘牛の存在を知ったのは、学生時代に読んだ吉村昭さんの短編集「海馬」でした。 闘牛に命をかける男の物語で、戦いに向けた食餌や訓練、角の研磨などが興味深く描写されていました。 それほどまでに人々を惹きつけて止まない闘牛とは、一体どのようなものなのか? 長年の夢だった宇和島闘牛。令和5年正月場所の模様をお届けします。 宇和島闘牛とはなにか? 戦後はGHQによって禁止された歴史も 現在は年4回の開催 …