◆以前、本ブログにも書きましたが[*1]、世界各地で栽培されているバラの多くは、18世紀後半から19世紀前半にかけて、ヨーロッパのバラと東アジア(中国・日本)のバラが出会って(イギリス人などが持ち帰り、ヨーロッパ各地で交配されて)生まれました。世界に3万数千種あると言われる多様なバラは、グローバリゼーションの進展とともに生まれ、発展してきたのでした。 ◆そのようなバラの歴史を考えると、昨日(2024/5/12)Eテレで放映された「再発見!日本のバラ文化」は、とても興味深いものでした[*2]。品種名のわからないバラが日本各地で(バラ園ではなく市井で)栽培されていて、そのようなバラは「ミステリー・…