「創造の現場 映画と写真による芸術家の記録」。2023.9.9~11.19。アーティゾン美術館。 美術館の5階。その展示室で、映像と写真が並んでいる。 映像は、全部鑑賞すると2時間30分、といった表示があって、親切と思う一方で、それだけの時間をかけられないと感じる。ただ、その映像の中で、生きている芸術家の姿を見ると、なんともいえない気持ちになるし、とても貴重なものなのはわかった。そして、写真も、その時間と、その人たちがずっとそこにあるのは、やっぱり不思議でもあった。 『1953年、アーティゾン美術館の前身となるブリヂストン美術館は、映画委員会を発足しました。「美術映画シリーズ」と冠し、1964…