ミルトン・エリクソンの「催眠療法ケースブック」を読んでいます。 なかなかに高度で理解できないことも多いのですが、それでも面白いなあと思うことも色々と出てきて、いつの間にか、本が付箋でいっぱいになってしまいます。 この本は、エリクソンの催眠のケースが示されていて、そのケースについて、エリクソンと弟子のロッシが対話する形になっています。 最近、その中で、特に興味を惹かれたのは、エリクソンが言っているわけではなく、ロッシが言っているのですが、宗教現象を催眠として捉える視点です。 私自身、キリスト教の中で、いわゆる奇跡と言われるような現象を体験してきたので、キリスト教を卒業した今、それらをどう捉えるか…