雨の多い日本には、昔から雨や傘が出てくる歌が多いです。もちろん童謡にも多くあり、今でも口ずさめるという人もいるでしょう。今回はそんな雨にまつわる童謡の意外な由来や歌詞について、環境スペースが解説します。 ■かえるの合唱(かえるのうた) 「かえるのうたが聞こえてくるよ」で始まるこの歌は、合奏や輪唱をしても楽しめることから幼稚園や保育園でもおなじみの歌です。作詞は岡本敏明、作曲はドイツ民謡と表記されるのが一般的で、元はドイツの童謡「Froschgesang(フロシュ・ゲサング)」であることはあまり知られていません。「Froschgesang(フロシュ・ゲサング)」の作詞者は、19世紀に活躍した童謡…