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宮城球場

(スポーツ)
みやぎきゅうじょう

宮城球場は、宮城県仙台市宮城野区の宮城野原公園総合運動場内にある野球場。管理・運営は株式会社楽天野球団が行っている。
現在の収容人員は3万人超。
1973年から1977年までロッテオリオンズの本拠地として使用されていた。
過去には「県営宮城球場」、「仙台宮城球場」とも呼ばれていた。
2005年より東北楽天ゴールデンイーグルスのフランチャイズ球場となる。そのための大規模改修工事が行われ、両翼101.5m、中堅122mと日本にある野球場としては一番広くなった。フィールドはロングパイル人工芝。プロ球団の本拠地化にあたって命名権(ネーミングライツ)を人材派遣会社フルキャストに売却、2007年10月まで「フルキャストスタジアム宮城」(通称フルスタ)と名乗っていた。
2008年からは日本製紙と3年間の命名権契約を締結、呼称は「日本製紙クリネックススタジアム宮城」に決まった。略称は「Kスタ宮城」。しかし、同年1月に古紙配合率偽装問題が発覚し、2月3日付けで「日本製紙」の社名を除外した「クリネックススタジアム宮城」の名称となった。
2010年11月、日本製紙との命名権契約を3年間延長することが発表された。契約期間は2011年1月1日から2013年12月31日までで、契約金は年額2億円。呼称は「日本製紙」の社名を冠した「日本製紙クリネックススタジアム宮城」となる。
2013年12月24日、東北楽天ゴールデンイーグルスの親会社である楽天が命名権を取得し、「楽天Koboスタジアム宮城」とすることが発表された。契約期間は2014年1月1日から2016年12月31日までで、契約金は年額2億100万円。2017年に命名契約が延長され、「Koboパーク宮城」へと改称。公式にはコボパと略されているが、クリネックススタジアム時代から定着したKスタの呼称を使い続けるファンも多い。
2014年1月16日、楽天は三塁内野側に3,000人収容のスタンド増設と、外野左翼側に1,509人収容の「楽天山観覧席」を新設することを発表。三塁側スタンドは2014年4月に着工し8月に完成、楽天山観覧席は2014年3月に工事を完了している。総改修費は約20億円で、増席により最大収容人数は28,723人となった。
2016年にレフトスタンド側の再整備を行い、楽天山を撤去した上で観覧車やメリーゴーランド設置、飲食店増設などにより公園化。最大収容人数を30,508まで増やした。球場周囲区域は、江崎グリコ社が命名権を取得して「スマイルグリコパーク」と名付け、楽天球団が参入時点で公約としていた、3万人*1収容可能な球場への段階的改修が達成された。
2016年の外周工事と同時に、グラウンドの芝を天然芝に貼り替えている。
2018年1月1日〜2019年12月31日、楽天生命保険が命名権を取得し、「楽天生命パーク宮城」へと改称。
楽天参入時の改修から、選手が座るベンチに置かれたRECARO製シート、前述の観覧車など、世界的にも例を見ない外観上の特徴が目立つが、そこにならぶ特徴として、プロ野球の応援に金管楽器、笛などを使えないのも特筆事項。住宅街の中、かつ、すぐそばに医療施設がある立地条件が主因であるが、高校野球の応援には厳密な適用がされず、ブラスバンドの演奏付で応援を行う学校もある。

*1:オールスターや日本シリーズを開催する球場の条件として規約上に明記された席数。かつてオリオンズが日本シリーズに進出した際も、収容人数の少なさゆえ、準本拠地の川崎球場でホームゲームを行った実例がある。2013年に当球場で日本シリーズを開催した際には、楽天山の基になった臨時席増設などで28千人を収容できるまでに対応した。

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