・フランスのコルシカ島に居を構えていた松井守男画伯。同じような場所として家島を見出す。瀬戸内海自体が地中海みたいなものであり、家島をコルシカ島とみなしても全く違和感ない。・家島の原生林の歪んだ木に生命力を見出し、作品のモチーフとする松井画伯。ゴッホが人生最後の作品にオーベルシュールロワーズの木々の「根」を選んだことを思い出した。・西島の採石場に廃墟の美を見出す。その中に天からの光を受けてポツンとたたずむ国生み神話の頂上岩・家島小学校での子供たちとの創作。以前この小学校では、日比野克彦さんもサッカーのワールドカップ絡みで子供たちとワークショップを行っていた。やはり島の子供は芸術家を惹きつけるのだ…