著者の石井光太氏をamazonで検索すると、他にも貧困に関する著作などの重いテーマの著作がヒットしてきます。 最初は、結構軽い気持ちで、ネット上で勧めらているということで読み始めたのですが、何か読むのが辛くなるぐらいの重い内容がある一方で、目頭が熱くなるような感動を感じるところがあったりと感情のアップダウンを強いられる本でした。そこそこ本は読んでいるのですが、ここまで目頭が熱くなるような本は久しぶりです。 この本では国語力としてますが、過去に新井紀子氏の「AI VS. 教科書の読めない子どもたち」を読んで、読解力のない子どもが思っている以上に多いという内容に対して衝撃を受けたのですが、なんとい…