文楽は、人形と義太夫と三味線の三位一体で演じられる素晴らしい芸能ですが、義太夫と三味線をガン見したい私としては、素浄瑠璃の会、見逃せません。 10月22日に、初代国立劇場における「文楽素浄瑠璃の会」の締めくくりとなる会に行き、誠に気合のこもった演奏を聴くことができました。震えました。 演目は3つ。4月に切り語りに昇格した三人が、ベスト三味線陣とのタッグを組みます。 丁寧な千歳太夫に寄り添うような富助。 ガンガン飛ばす清介についていく気がないのか呂太夫。 あおって飛ばす藤蔵にくらいつくダンプ錣太夫といった3演目でした!大満足。 双蝶々曲輪日記~八幡里引窓の段 義太夫 竹本千歳太夫 三味線 豊澤富…