冬がちかづくと万年筆の調子がわるくなる。去年もそうだった。何が原因かわからない。たんじゅんに気温のせいだとすれば、さぬきでこれでは都の冬を越せない。 とはいえ、じっさい、そんなはずはないのである。寒い国でも万年筆は活躍してきたのだから。 おそらくこれもつかい手の問題だろう。冬になると気持が沈んでくる。むかしからそうだ。 南国で静穏に暮らしたい。台風や自然災害がきびしそうなので、かんたんにはいかないだろうが、できないこともあるまい。むかし旅行した鹿児島はよかった。 皮算用が嵩じて、またしてもドリームプロジェクトが生まれてしまった。あまりにもドリームなので、こころのなかにしまっておこう。以上、連絡…