これ、去年の秋ごろ東京国立博物館でやっていたらしい。気が付かなかった。横尾忠則に関しては、地元にこの横尾忠則現代美術館があるので、関東での展覧会はよほど大規模でなければ、ちょっとナメちゃうところもあるかも。 トーハクってミスマッチに戸惑ったのかも。東京都現代美術館とか国立近代美術館ならともかくという、そういう先入観がもう恥ずかしいのだけれども。正直にいえば、最近の横尾忠則のタッチに懐疑的になっていた。どこか長谷川利行を思わせる無頓着な(?)線は、まるで横尾忠則じゃないみたい。 だったんだけど、自分の不明を恥じるばかり。寒山拾得ならぬ「寒山百得」は、1年間に寒山拾得の絵を100点描いた連作シリー…