MSA総合研究所です。 現在行っている企業育成資金の仕組みについていえば、これは、国家にとって重要な仕組みであり、これは、米国財務省が監査しているSRPの資産から提供されるSBLCによる13か月満期プログラムによるプロジェクト資金の資金譲渡プログラムがあるために実現できる仕組みであると理解できます。 企業育成資金(償還金)についてはいえば、これは、資金を借り受けて自動返済するということで、償還金という言い方をします。 SRPからの資金譲渡プログラムは、満期になるまで13か月待つ必要があります。日本で行っている償還制度では、即金払いするわけですから、だれかが保証をして資金を立て替えて支払うことに…
■SRPが行うODAというのは、なぜ民間支援であるのか?そして、本当の目的は・・・ 筆者が、現在SRPの資産管理をしているメテ財団で公式メンバーとして仕事をしているので、詳細について理解してきましたが、SRPについては、米国政府、国連との関係性は強いのですが、政府が直接資金提供を行わず、民間のフロント企業が業務をおこなっているのでしょうか?その理由は、単純だと思います。 米国政府も国務省が政府開発援助としてUSAIDやMCCなどの途上国支援のプログラムを実施していますが、資金の規模は決して大きなものではありません。 政府内で行う支援プログラムと言うと、議会の承認などが必要になり、支援した内容に…