一条真也です。『読む力』松岡正剛&佐藤優著(中公新書ラクレ)を読みました。編集工学研究所所長の松岡氏と作家・元外務省主任分析官の佐藤氏という稀代の読書家2人の対論集で、サブタイトルは「現代の羅針盤となる150冊」です。 本書の帯 本書の帯には、編集工学研究所の書棚の前で微笑む両氏の写真とともに「混迷の時代を読み抜く」「この130年の、この150冊!」「初の対論集」と書かれています。 本書の帯の裏 また帯の裏には、「読むとは、従属じゃない。守って破って離れることだ!」として、以下のように書かれています。 松岡 本はコストパフォーマンスもいいし、折ったり、赤線を引いたりしながら読めます。ダブルペー…