地方小都市で商売をすることには、何かと不利なイメージがあります。商圏の人口が少ない、立地が悪いので集客しにくい、交通機関が発達していない、そもそも地名すら知らない人が多い。だから、なかなか商売がうまく行かずにすぐに廃業してしまう会社や個人が多いようですね。そんな状況でも、岐阜県多治見市にあるマルイ不動産は、地方小都市に社屋を構えていながら、安定して成長しています。マルイ不動産が成功している理由はいくつかありますが、その中で興味深い戦略が、タイムマシーン効果です。社長の小原隆浩さんは、タイムマシーンに乗って未来に行き、流行を先取りしているとのこと。