自動二輪小型AT免許教習の卒業検定だった。 自信がないのは一本橋である。前回の教習で偶然にも三回成功したのでみきわめを貰えたが、一向に成功するイメージが湧かない。一本橋のことを考えるとひたすら萎縮する感。もう一時間規定オーバーして練習の時間を取りたかったくらいなのだ。 さて、同じ時間帯の検定は7人いたが、小型からということで2番のスタート。1番は30代くらいの女性で、緊張するねぇと少し話したが、彼女は前回の検定で一本橋脱輪しており、二回目の検定ということだった。お互いの健闘を祈りつつ検定スタート。 一本橋は発着点の前にあるので、1番スタートの彼女の一本橋を見られる位置だったが、スムーズに渡り切…