昨日の朝8時。母の腎臓専門医から電話があった。一昨日の面会ではいつもの通りの母であり、世間話をして帰ったので、まさかの電話だった。 医師は少し緊迫した感じで説明をはじめた。 「昨夜からせん妄があって、話がかみ合わず、管を外してしまうので、いくつか拘束しなければなりません。腎臓機能もかなり落ちているので、急ですがカテーテルで透析することになります。」 透析することは母も承知済みだが、今朝は否定したらしい。ただ、運び込まれたときは「透析お願いします。」と自分の口で伝えたことを医師は確認しているので、本日さっそく行うということだった。 91歳の高齢、物忘れもひどくなっているが、話はできていたのに、せ…